あかり玉制作 道具と、ひょうたん内部の処理
最近あんまり書いてなかった「あかり玉(ひょうたんランプ)」の制作話。
私が使ってる道具は、こんな感じです。
穴開けは千枚通しを中心に。
大きめの穴の時は、丸ヤスリも活躍。
底の穴は、千枚通しで細かく、ミシン目のように穴開けて底面を抜きます。
ぎざぎざの断面をアートナイフで削って、適切な大きさにまで拡げたら、半丸のヤスリで断面をならします。
これやらないと、後で怪我の元。
一番左に写ってるのは、金属ブラシ。
これで、内側の筋をこすり取るのです。
和紙を貼る実験用に大きく開口部を取ってみた、大型のひょうたん。
内側の、タネの跡(だそうです)が、筋になってるのがわかると思います。
こういうのを、金属ブラシなどを使って取っていきます。
上のひょうたんとは別の子ですが、筋を取った後の中身。
この筋の残り具合は、個体差がかなりあるので、ほとんど何もしなくても良い時もあります。
筋のところで光が遮られるので、ゴツイ時は取った方がキレイに出る…と思って取ってます。
ブラシで取るというのを知らない時は、ヤスリを突っ込んで尖端で筋を削り落としてました。
今も、それも併用しますが、ブラシがいいよ、と教えていただいてからは、処理が早くできるようになってラクです。
聞いてみるもんです(^^)
今のところ、電動のリューターやドリルなどは使ってません。
今後は考えなきゃいけなくなるかも知れないけど…。
どうも、あの振動がねえ…。
慣れの問題はあるかな、って思いますけど。
あ…でも、リューターを使わないとできなさそうな彫り込み方を試す予定をしています。
穴を開ける、ナイフでカタチを抜く、という手段以外の光の透かし方というのを、試したいので。
目論んでいるように仕上がってくれれば、デザインの作り方の幅が広がりそうなのですよ。
特に、ミニタイプの子たちは本体の面積も少ないですから、そんなにフクザツに穴を開けることが難しいので、リューターを使った透かしの入れ方がうまくいったらいいな~と。