【2015年の振り返り】新しいコミュニティ
今年、2015年の最大の出来事は、なんといっても
「新しいコミュニティ」
だ。
まず、かさこ塾。
そして、いろいろ感覚を共有できる友人達との出会い。
私の場合は、どんな時でも結局、最大要素となるのは「人」なのだけども。
今年の「人」をめぐる動きは、なかなかに、今までになかった大きな広がりがある。
今までは、どちらかというと「身内の輪」という領域に留まる関係性が多かった。
人数の多寡ではなく、方向性。
むしろ閉鎖的だった、ということも、多かった。
いろんなことを共有しあうから、どうしても、「ここから先は外には出さない」というお約束ができてくる。
それがコミュニケーションの多くを占めるようになると、そのコミュニティは「ムラ化」して、閉鎖的になる。
そうなると、長く続かない。
けれど、今年私のまわりに登場したコミュニティは、「身内の輪」はあるけれど、
輪<<<個人
というのがハッキリしていて、個人のすることを輪の力が牽制するようなことが、ほとんどない。
というか…そういう風に感じるような人や、そういう風に仕向けようとする人は、そこから離れていくようにできている。
個人が、個人として、ちゃんと考えて、自分でなんとかしようとし、自分で自分の道を描いて作っていこうとしている。
お互いに刺激しあいながらなので、一人でやるよりも断然、動きに勢いが出る。
なにより、飽きない ←これ重要!
かさこ塾の場合は、塾長のかさこさんという方が知名度のある方なので。
それゆえ、外側から見た時に、「信者を集めてる」みたいなことを言われる場合もある。
けれど、そんなのは、「入ってこない人達」の勝手な憶測にすぎない。
もちろん、一旦中に入って、合わなくて出て行く人達もいる。
それは、当然いる。
それはもう、仕方ないことだし、合わない人に合わせるというのは、そもそも「好きなことしよう道」の本位ではない。
好きなことをする、ということは、「合わない人には合わせない」ことでもあると、私は思う。
自分だけだったら…近いところにいる似た感じの人達ばかりだったら。
まず、思いつかないであろうアイデアや方法を、他の人が発案したり、実際にやってみせてくれる。
そこから、自分が使えるやり方を吸収することができる。
テストケースを他の人がやってくれる、というのは、スゴイことだ。
どれだけの行程カットができることか。
こんな有り難いコミュニティは、今まで関わったことがない。
多くは、一人またはごく少数の、牽引力のある人が旗を振り、他のメンバーはそれに対して動きを決めて行く…ということになるのが、集団だ。
一人一人が、それぞれ、自分の陣地から旗を振り合う…というのは、インターネット社会ならではの、面白いコミュニティの姿だな、と思う。
新しい友人達については。
毎日、非常に刺激的で、時にはガス抜きもさせてもらえて、相談もできて。
実に、頼もしい&楽しい。
それぞれに、自分の道をすでに見つけていて。
そこに正直で真剣に向かっている人達だ。
新しい企画もいくつか、動きそうだし。
まだまだ、楽しめそう。
数年前までは、なんだかんだ言って、仲良くなりはしても、その関係から生まれるストレスが大きい…ということが常だったように思う。
自分で考える、自分で動く…という人達との関係であっても、ストレス度がすごく高かった。
貴重な体験をいろいろと積ませてもらったし、あれはあれでよかったと思っているけれど。
今年生まれて来たコミュニティは、今まで関わってきたことがない種類のもの。
これが、今後どのようになっていくのか、私自身が楽しみにしている。