緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

ほしいもの

 ほしいもの…その欲が、また、前に出てき始めた話を、書きました。

 

art-hiro-b.hatenablog.jp

 

 

ここに書いた

 

一度は思いがけず叶ったものの、またまた思いがけないことで返上することになったもの。

 

というのは、「一軒の家」でした。

 

今は、もう、ありません。

解体され、新築の家が建っています。

 

 

 

 

3年ほど空き家になっているという物件が、棚からぼた餅みたいにあらわれたのでした。

もう使うアテがないから、ということで、格安で貸していただけることになり。

ダンナさんが壁塗りして、庭も造り直して、キレイにしてくれました。

 

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平屋の小さな家屋でしたが、6畳と8畳の和室続き部屋と、3畳程度の洋室がありまして。

「台所」という趣の流しつきの食堂が奥にありました。

 

南側の和室には床の間もあって、絵を展示してました。

レンタルスペースとして貸し出してました。

いろんな方が、講座やセミナーに使ってくださいました。

また、畳の和室のレンタルスペースってことで、浴衣のモデルさんの撮影に使われたこともあります。

忍者コスプレ撮影が趣味な娘さん達は、リピートで何度か借りてくださいました。

 

ご予約のない時は、私の作業場になってました。

この家がなかったら、若スサさんと八岐大蛇の絵は、描けてなかったかも知れません。

誰もジャマしない、隔離空間を使えることのありがたさ。

泊まり込んで作業したこともあったし。

他県から来た友人に、泊まってもらったことも何度もありました。

 

2013年5月から2014年5月までの1年間、お世話になった場所でした。

 

あらわれた時と同じように、消え去ったのも突然のこと。

もっと長く…当初の予定では、今でも使えていたはずなんだけど。

おめでたいことが理由での退去要請だったので、それはそれで。

 

 

 

ここを借りた頃。

今と、少し状況が似ています。

 

いろんな知り合いが出来て。

遠くの知り合いも、出来て。

みんなが、いろんなことをやりたいと思い描いていて。

場所を作れば、みんなにも使ってもらえるし、自分も使えるな…と、思っていた。

そしたら、この家が降ってきたのです。

 

片付けてキレイにしてエアコンつけて…って、けっこう大変だったけど。

おかげで、いろんなことができました。

 

最後、返却する直前には、どうしてもこの人には来てほしい…と思っていた人に、来てもらうこともできた。

そして、そのことが、今の私の状況…いろいろなモノを企画したり、あかり玉が生まれるに至るまでの流れに、直結しています。

 

 

あれから2年弱が経過した今…もう一度、こういう場所が欲しいと思う昨今。

 

あの頃は、まだまだ、自分は自分の努力や資源で全てナントカしないといけない、と思っていた。

今は、全然、そんなことは思っておりません。

 

自分一人でなんて、ホント、大したコトできない。

 

もっと、うまく使えると思う。

あかり玉も、常時展示できるし。

 

さあ…今度は、どこから、降ってくるかな。

 

楽しみに、待ってるよ~!

 

 


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