旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

イメージ力を鍛えたければ、ヘンなスピ本よりマンガを読め!

見えないモノのメッセージ、というものが欲しくて欲しくて仕方ない…という方が、世の中には多いようです。

まあ、私も、現世利益に直結するようなメッセージが「もし、あるなら」ほしいけどね。

そういう系統のモノは、うちには来ないことになってるんで。

(そんなの寄こしたら怠けるから~)

 

それがないのなら、後は絵とか創作の題材になるイメージ以外は、別に要らない私です。

 

「あなたは守られています」とか「導かれています」みたいな甘言は、そもそも求めちゃおりません。

 

転ばぬ先の杖…的な内容ならば、ひとまず、耳を貸しましょう。

ただし、聞き入れるかどうかは、こっちが決める。

 

 

けれど、そういう感じの付き合い方を通す「スピ好き」の人が少ないのは、知っています。

 

高次元からのメッセージとか、神様からのメッセージとか、天使からの…守護霊からの…

枚挙にいとまがないけれど。

 

そういうものを「受け取りたい」と願うのならば。

 

まず、イメージ力を鍛えること!

 

 

そのためには、ちまたの「スピリーダー」みたいな人達が書いた本とか、啓発書とか、そんなの読むよりもずっと、マンガを読んだ方がいい。

と、私は断言する。

 

 

二大宗教の世界観を知るにはコレ 

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

 

 

 

日本は「地獄と極楽」の設定があるわけさ 

鬼灯の冷徹 壱

鬼灯の冷徹 壱

 

 

 

あの人の言う「●●神」と自分の感じる「●●神」、同じハズなんだけど、なんでイメージが違うの?という理由 

タブロウ・ゲート 1 (プリンセスコミックス)

タブロウ・ゲート 1 (プリンセスコミックス)

 

 

 

日本は火の民の国 

ヤマタイカ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)

ヤマタイカ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)

 

 

 

私は絵描きだから、これは大事なこと。

自分の立ち位置は「作る者」であって、「使う者」は別にいるの…という概念について。

(逆に、「使う者」側の人は、「作る者」との違いを感じられるかも)

八雲立つ 1 (白泉社文庫)

八雲立つ 1 (白泉社文庫)

 

 

 

神も死ぬ。名前や、人が語り継ぐということがいかに大切なことであるか。 

ノラガミ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

ノラガミ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

 

まだ他にもあるけど、基本的なところはこんな感じかな。

私にとっての教科書みたいなもん。

こういうものの「どの部分を」「どのように」「どうやって」取り入れて、自分で理解していくのか、っていうことは、自分でやっていくしかないので。

当てはまらない人には、全くかすりもしないかも知れない。

 

 

想像力は、創造力。

人から聞いたこと、読みかじったことを右から左へ受け流す…っていう姿勢でいても、本質的なことには触れられない。

 

誰かの語る「本質」は、その人のフィルターを通っている。

 

自分自身が感じとる「本質」は、自分のフィルターを通して自分で識るしかない。

 

そのためには、想像力が必要で。

イメージ力が必要。

 

空気を読む、ということは、「人の顔色をうかがう」という意味じゃなく、文字通り「空気という不可視の物質を読み取る」こと。

 

 

 

私は霊感も霊能も巫女的素質もゼロだけど、その感覚は絵描きセンサーに特化されているので、何を見て聞いても、読んでも、絵描きフィルターを通してイメージする。

 

人には、それぞれ、その人仕様の専用フィルターが装備されている。

 

それを鍛えることが、結果的には一番の近道。

だと、私は思う。

 

 

「でも~。ワタシ用のフィルターって何かワカンナイんですけど~」

ってか?

そんなの、知らんよ。

自分で見つけなさい。

少なくとも、「これかな?それとも、こっちかな?」レベルまでは、自分で見つけなきゃ意味ないよ。


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