旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

【福井県丹生郡】福井八坂神社(びっくり伝承メモあり)

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ここは、私の「特別な神社」の一つです。

ちょっと…いや、すごくヘンピなところにあります。

 

 

私を「福井という土地につないだ」のは、ここ。

 

この場合の「つないだ」というのは、人と人の縁などのような感覚よりも、「鎖でつないだ」みたいな感覚です。

つながれた。

 

一番最初に、まだ天使の絵の頃に。

ちょっといろいろあって、「やっぱりダメだ、絵の世界に戻ろうと思ったけど、やっぱり無理だ。もうホントに手を引こう」と、思ったことがありました。

それを踏みとどまらせてくれたのが、福井のとあるサロンさんに招致していただいての、ヴィジョンアートのイベント3日間。

その3日間がなかったら、踏みとどまらず辞めていましたね。

その時に、主催者さんにお願いしてつれてっていただいたのが、ここ。

 

その日から遡ること数ヶ月?前に、ネット上で、ある「一枚の写真」を見ました。

神社に向かって歩いて行く人を、後ろから写している写真でした。

 

どこにあるどういう神社なのか…などは一切、わからなかったのです。

が、とにかく、その写真を見た時に、

「ここ、行かなきゃ!」

と、もの凄く強力に、思いました。

写ってる人は全然、目に入らず…みたいな感じで、とにかく奥の方に写っている社殿と、参道の両側に立つ木と…なんというか、「空気」ですね。

上の写真は、わざと斜めから撮ってるので、その時の空気感とは、ちょっと印象が違います。

 

 

しかし、どこのどういう神社なのか手がかりナシ。

そんでもって、その時に見たその画像を、保存もなにもしてなかったので、後から細かく見返すとかも、できなかったんですよ。

 

それを、どういう経緯でここと特定できたのか…ってのは~。

まあ、いろいろあるので、ナイショ。

 

まあね。

ぶっちゃけ、それが「八坂神社」だってことを知った時は、かなーりショックでしたよ。

 

 

とにかく。

ここは、せっかく戻って来た絵の世界から、再び「逃げだそうとした」時に、パソコンのモニタ越しにがっちりと、「ふん縛って」っていうくらいの力技でもって、私をつなぎ止めた場所です。

後にも先にも、あれほど、たった一枚の写真で「ここに行かなきゃ」って思ったことは、ない。

 

ご祭神?

そんなの。

聞くまでもないっす。

八坂ですからね。

スサおっちゃんに決まってます。

そして、所在地の地名は「天王」です。

 

一応、書いておきます。

 

主祭神:素戔男尊
    稲田比売命
    応神天皇
    伊邪那岐命
    菊理姫

所在地:福井県丹生郡越前町天王20-1-1

 

しっかり、くくりさまもいらっしゃるし(^_^;)

 

また、ここは、珍しい「十一面女神」という木製の坐像があるのですよね。

拝見したことはありませんが。

他にも多くの木仏が発見されています。

 

越前町のオフィシャル観光ガイドというサイトが出てきたので、それ貼っときます。

八坂神社|越前町オフィシャル観光ガイド えちぜんなび.com

なんか、書かれてる住所が違うな…私が知ってた住所とどっちが合ってるんだ??

 

その後いろいろあって(って、こればっか)、当初からは考えられないくらいに頻繁に参拝の機会をいただくようになりました。

そらまあな…あんだけガッチリとつながれたんじゃ…一回の参拝で終わるってことはないやねぇ。

 

八坂さんは京都の祇園が総本社でしょうけれども。

私には、京都よりもずーーーーっと、こちらの方が強力。

相性とか縁の度合いとか、いろいろとありますんで、どこのどういう場所が自分に強く働くのか…ってのは、人それぞれ、違います。

有名ならいいってことはないし。

立派ならいい、大きいといい…ってことも、ない。

 

一瞬で「何かに魅入られる」ということはあるけれども。

ここは、まさしく、そういう感じの場所でした。

 

 

 

 

 

 

今、この周辺の記録とか、検索でいろいろと見ていて、面白い記述見つけてしまいました。

福井新聞のサイトです。

何、この特集? 福井新聞、なんかスゲー。 

福井のニュース 福井の神社特集 だよ…。

 

www.fukuishimbun.co.jp

引用を貼っておきます。

福井市網戸瀬(あどせ)町では、キュウリ栽培がご法度だ。

地元にある八坂神社の祭神「スサノオノミコト」がキュウリ嫌いという説から、いつしか厳禁になった。

同神社氏子総代の吉田武男代表(83)は「毎年7月14日のキュウリ祭りの日は食べることも禁じられている」と話す。

福井県神社誌によると、雷鳴に驚いたスサノオノミコトが、慌ててキュウリ棚に逃げ込んだところ、棚の柱が片方の目に刺さって失明し、キュウリ嫌いになったという。

吉田代表によると、「露地栽培ならいいだろう」と育てた人の馬が逃げ出して死んだという言い伝えも残る。

 

知らんかった。

おっさんキュウリ嫌いやったんか…

つか、雷で驚くような御仁では……っていうか、それ、ウカツすぎ………ごにょごにょ……

 

いやー、いろんな伝承があるもんだ。

 

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