緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

油断大敵

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半磁土ガネーシャレリーフ。素焼き後に、陶器用絵の具にて彩色し、最後は額装の予定。

 

半磁土という、磁器と陶器それぞれの土がブレンドされている土を初めて使ってみた。

 

感触はなめらかで、陶土よりもキメが細かい感じ。

つるんとしてる感じ。

たぶん、そのせいもあったと思う。

 

なにより、少し作陶に慣れてきてる油断があって、今日は行程を一つ、すっ飛ばした。

油粘土なら、少々力を加えてもあっさり割れるようなことはない。

今日作り始める時、原型を作る時の手順で土台を作りはじめてしまったので。

それが、そもそもの間違いだった。

 

その結果。

上の画像の状態…板の上から、乾燥用の棚に移動させる時、3カ所に亀裂が入り、割れが生じた。

 

宝冠のてっぺんと耳飾りに、穴を貫通させている。

はじめから額装する目的で作っているので、以前に額屋さんにアドバイスいただいたように、糸を通すための穴を作ることを考えた時、だったら無理のないカタチで造形の中で穴を作ろうと思ったわけ。

その接合部分に亀裂が入った。

 

 

どうにか修復はしたものの、もう一つ作ったのと同じくらいの手間と時間がかかった。

その上、ムダに厚みが出た。

その上、亀裂の跡は、非常に危うい。

素焼き後に陶器用絵具で彩色する予定だったのだけど。

そのまえに、窯の中で割れる恐れが、今回は、かなり確率が高い。

今までは、割れるかも…と思っても、なんともなかったけど。

今回のは、危険。

そもそも、窯に入れる以前に、乾燥中に割れるかも知れない。

 

油断大敵だ。

慣れた頃が一番事故を起こしやすい、というけど。

 

失敗してナンボだから、失敗すること自体は、構わない。

 

ただ、顔の造作が比較的うまくいったなという時に限ってそういうことになる…というのが、シャクだ。

顔が割れたわけじゃないので、仮に亀裂が結局割れても、彩色だけはしてみるというのは、アリだけど。

 

 

なんにしても…だ。

今日のが割れるかどうかにかかわらず、もう一度作り直すことにしよう。

縁起もよくないしな。

 

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