緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

探して、探して、見つけて、また探す。ミステリーツアーはまだ続く…

 ある手法で制作をしていて、別の要素を入れたくなる。

こうしたい、と思うことを実際に取り入れるために、素材や技法を探す。

見つけて、やってみる。

気に入って、しばらく続ける。

 

ある時、また別の要素を取り入れたくなって……

 

このサイクルが、どんどん、短くなる。

気がつくと、常に、何かをリサーチしている。

これかな、と思うものを引き当てたと思ったら、すぐに次がまたやってくる。

 

 なんて、落ち着かない。

自分でも、そう思う。

 

 

一つのことにじっくりと取り組めば、もっと早く「カタチになる」のに…とは、今までもよく言われてきたこと。

確かに、そうだろうな、と思う。

素材も技法も、ちょっとやってみたからってモノになるほど、甘くない。

また、そんなレベルで「できた」からって、そんなのそれこそ「へそで茶を沸かす」みたいな話。

 

この移り気は、現実逃避だよな、きっと…

と、思いながらも。

この、沸いてくる「あれを入れてみたい」欲求を退けて、無理におとなしく収まろうとする方が逃避だろ、とも、思う。

 

なんたって。

結果的には、今までそうやって回してきて、それらは必ず役に立つ時が来る、という実感があるから。

 

誰かの言う「カタチになる」ことは、私が思う「カタチにする」とは、違うかも知れないし。

違って当たり前だし。

 

私は、ただの温故知新ではなくて、古いもの新しいもの、それぞれの糸を全部、一反の中に織り込みたい。

どれか一つの糸を専門的に追求する人達がいてくれるから、私のように「いいとこ取り」が可能になるのだし。

いいとこ取りして、そこからまた新しいモノが出てきたら、追求してきた人達にも、新しいおもしろさを感じてもらえる機会になるかも知れない。

 

 

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 昨日、描いてないモノは作れないことを多々実感したので、筆を動かすことだけは怠ったらいけないな、と改めて自戒中です。

 

 

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