あれば使いたくなる…だから使わない方がいいものは用意しない
真っ先にマイナス要因を挙げて、作れないかも、とか、時間がかかるけど、とか、できないかも、とか…いちいち枕詞つけてんじゃねえ、と思う。「だから今はできないよ」という宣言を真っ先に自分でしてどうする。それを言わずにいられない理由を考えてみたらどうかね?それは、誰に対して言ってるんだ?
— 異界絵師 緋呂(ひろ) (@HIRO_eshi) May 31, 2015
-続き 「できるかどうかわからないけど」という枕詞をつけることによって、自分に対して「できなくても仕方ない」と思わせる隙を自ら作ることになる。その隙が、本来ならできたはずのタイミングや所要時間を無駄に引き延ばす原因になるんだよ。
— 異界絵師 緋呂(ひろ) (@HIRO_eshi) May 31, 2015
できなくてもいいし、だらけてもいい。あらかじめ、そのことへの言い訳を用意しておくのはやめよう。用意したものは使いたくなる。
— 異界絵師 緋呂(ひろ) (@HIRO_eshi) May 31, 2015
そうなんだよ。
人間ってのは、準備したものはムダにしたくないと、思うものだ。
だから、準備してあるものは、使いたくなる。
一番最初に貼ったツイートにある
「作れないかも」
「時間がかかるからすぐは無理だけど」
「やってみてもできないかも知れないけど」
「無理かも知れないけど」
などなどの、「やる前からマイナスを想定しまくるクセ」が、どれほどの損失を招くのか…ってのは、ホントに、後になってやっと、わかる。
そういう言い訳をまず用意する…というのは、最初から「そうなる」前提で動いているっていうことだ。
そんなわけない!と言いたいけど。
残念ながら、そういうものだ。
できなかった時のこと、失敗した時のことなどを、まったく考えなかった時の方が、圧倒的にうまくいく。
それは、多くの成功談で言われることで、一度は聞いたことがあると思う。
つまり、そういうことだ。
己の中に、「マイナス要因」を、あらかじめ用意してしまうから。
用意されたものを使う時を想定してしまうから。
そうなる。
なんで、「そうなる」って言えるか…といえば。
自分がそれを、やってきたから。
これを呑み込めなかったがために、ずいぶん、ロスをした。
ホントに、そう思う。
イチイチ、できないかも…を先に言うクセをやめるだけで、事態は変わる。
脳に、体の細胞たちに、言い訳を使う準備をさせないことだ。
用意していないものは使えない。
鍵と鍵穴は、常にセットで用意される。
言い訳と、できなかった結果も、セットで用意される。
何も考えずやってみて、できなかった…その時は「できなかったなあ~あはは」で終わっておけばいいことだ。
原因を考えるのは、それとセットで「次はうまくいくという結果」を用意するためだ。
決して「次もうまくいかなかった時のための言い訳」と「やっぱりダメだったという結果」をセットで作るためではない。
無理矢理ポジティブは、不自然で嫌いだ。
しかし、何かをやろうとしている時には、ネガティブ発想は要らないのだ。
使いドコロをごっちゃにするから、何でもかんでもポジティブじゃないとダメ!みたいな、おかしなことになる。
見切り発車でも、思いつき行動でも、ノープランでも、経験0でも、なんでもいい。
やっちまった方が勝ち!
ただし。
他人の人生を左右するようなことを「仕事」にしよう…という場合には、上記は当てはまらない。
相談業務、コンサルティング、カウンセリング、セラピーなどなど。
それらを「これくらいなら自分でもできるかも」とか「あれくらいなら、あなたでもできるでしょ」とかいう安易さで始めるのは、私は、反対です。
自分が失敗する分には、後の経験値になってけっこう…と思うけど。
他人を左右して巻き込んで一緒に沈めるのは、やめといたほうがいいよ。
これも、今までいろいろ見てて、自分でも時にそういうところに巻き込まれてみて、言えることです。
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