旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

あれば使いたくなる…だから使わない方がいいものは用意しない

 

そうなんだよ。

人間ってのは、準備したものはムダにしたくないと、思うものだ。

だから、準備してあるものは、使いたくなる。

 

 

一番最初に貼ったツイートにある

「作れないかも」

「時間がかかるからすぐは無理だけど」

「やってみてもできないかも知れないけど」

「無理かも知れないけど」

などなどの、「やる前からマイナスを想定しまくるクセ」が、どれほどの損失を招くのか…ってのは、ホントに、後になってやっと、わかる。

 

そういう言い訳をまず用意する…というのは、最初から「そうなる」前提で動いているっていうことだ。

そんなわけない!と言いたいけど。

残念ながら、そういうものだ。

 

できなかった時のこと、失敗した時のことなどを、まったく考えなかった時の方が、圧倒的にうまくいく。

それは、多くの成功談で言われることで、一度は聞いたことがあると思う。

 

つまり、そういうことだ。

 

己の中に、「マイナス要因」を、あらかじめ用意してしまうから。

用意されたものを使う時を想定してしまうから。

そうなる。

 

なんで、「そうなる」って言えるか…といえば。

 

自分がそれを、やってきたから。

 

これを呑み込めなかったがために、ずいぶん、ロスをした。

ホントに、そう思う。

 

 

イチイチ、できないかも…を先に言うクセをやめるだけで、事態は変わる。

 

脳に、体の細胞たちに、言い訳を使う準備をさせないことだ。

用意していないものは使えない。

 

鍵と鍵穴は、常にセットで用意される。

言い訳と、できなかった結果も、セットで用意される。

 

何も考えずやってみて、できなかった…その時は「できなかったなあ~あはは」で終わっておけばいいことだ。

原因を考えるのは、それとセットで「次はうまくいくという結果」を用意するためだ。

決して「次もうまくいかなかった時のための言い訳」と「やっぱりダメだったという結果」をセットで作るためではない。

 

無理矢理ポジティブは、不自然で嫌いだ。

 

しかし、何かをやろうとしている時には、ネガティブ発想は要らないのだ。

 

使いドコロをごっちゃにするから、何でもかんでもポジティブじゃないとダメ!みたいな、おかしなことになる。

 

 見切り発車でも、思いつき行動でも、ノープランでも、経験0でも、なんでもいい。

やっちまった方が勝ち!

 

 

 

 

ただし。

他人の人生を左右するようなことを「仕事」にしよう…という場合には、上記は当てはまらない。

相談業務、コンサルティング、カウンセリング、セラピーなどなど。

それらを「これくらいなら自分でもできるかも」とか「あれくらいなら、あなたでもできるでしょ」とかいう安易さで始めるのは、私は、反対です。

 

自分が失敗する分には、後の経験値になってけっこう…と思うけど。

他人を左右して巻き込んで一緒に沈めるのは、やめといたほうがいいよ。

これも、今までいろいろ見てて、自分でも時にそういうところに巻き込まれてみて、言えることです。

 

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