緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

絵漉き~紙の中に絵を漉き込む@小原和紙のふる里

越前和紙の里で手漉き体験してまだ数日。

その時点で、絵漉きをやらなきゃ…と思っていたので、早速時間を作って小原地区リターン!

 

越前の紙漉きは素早く漉き上げるため途中経過を撮ってる余裕もなかったですが、今日の絵漉きは進行が非常にゆっくり可能だったので、せっかくだから途中経過も撮影してきました。

 

ではまず、絵漉きが終わり、完成した「絵漉き和紙」をどうぞ。

 

▽こちらが乾燥も終えて完成した和紙。

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▽部分ズーム

龍や火を描いているヒモ状のものは、紙の原料になる「コウゾ」を染めたものです。

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まだ詳しくオープンにはできませんが、今、作ろうとしている作品がありまして。

それが、なかなかに、どうやって作ったらイメージ通りにできるのかというのが、悩みどころな作品でございまして。

 

この、絵漉きという手法は、それを実現するための良いヒントになりました。

まあ、これで「よし、できる!」っていうわけではなくて、今回は今まで私がやってこなかった種類の「行程の組み立て」というものが必要なのです。

私の手だけではできない「完成品」を求められているものですから、あちこちに情報を求めて奔走中…ということで、今回の体験も、その一環。

 

しかし…日本人の創造性は、ほんとに素晴らしいです。

 

そして、私の欲しい手法の大きなヒントが、先日の名古屋陶磁器会館での体験同様に、同じ愛知県下にあった…というのも、面白いものですね。 

 

▽制作過程。

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 ▽乾燥後の状態と比較できるように、部分ズーム

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今日はダンナも一緒に体験しました。  

▽ダンナ作の「字漉き」

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 うちのダンナは梵字をたしなむ(っていう表現でいいのか???)ので、今日も梵字でGOです。

 

越前和紙とは、漉き枠も違いました。

というか、あらゆるところが、少しずつ違います。

もっとも、「越前」「小原」っていう地域での違いだけでなく、「漉き手」によっても、違うんだろうな~と、思います。

工場での機械漉きにしても、それぞれの工場での秘策のようなものは、当然あると思います。

紙は生き物。

紙は神ですからね(^^)

 

 

 

さて。

この勢いのままで、明日は美濃和紙を見に行きます。

 

今の和紙三昧な日々には、いくつも、「おいおい…またまたなんか、誘導されてないか私?」と思わざるをえないようなコトがたくさん、重なってます。

おそらく、まだそれが続くと思われます。

今作ろうとしているモノができあがった時には、そんな「ちょっとおかしな裏話」も語れるかな~と、思います。

 


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