旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

双子の女の子が並んで写っている写真を見ると条件反射でぞわっとするの……久々にホラーが好きという話

とある飲食店の店先に、装飾の一つとして、フォトフレームが立てかけてあった。

そこに入ってた写真というのが、ちょっとレトロな感じの、双子(あるいはとても年の近い)の女の子。

ちょっとフリルをあしらった、おそろいのワンピースを着て並んで立っている。

それを正面から、撮った写真。

 

見た瞬間。

 

ぎゃー……これは~!

 

ぞわぞわ~っと、きた。

 

 

いや…その写真がコワイんじゃない。

双子の女の子が並んで写った写真、というものが、恐怖感覚とセットになっちゃってるのだ。

 

ああ、ヤバイ

斧が見えて来ちゃった。

 

 

「シャイニング」という映画のおかげだ。

キューブリックのシャイニングを解明する[3] | 脳に焼きつく映画

 

 

ホラーの帝王スティーブン・キングの同名小説を、天才スタンリー・キューブリックが映画化した作品。

まあ、この映画は原作者には大不評で、後に本人が自分で映像化しているのだけど。

 

私は原作→キューブリック版→キング監督のテレビドラマ版と全部見た。

原作が好きなので、キングが怒っちゃった理由は、なんか、わかるのだが。

そういうのは度外視して、キューブリック版の映画はスゴイ。

 

 

そんなことをFacebookでつぶやいていたら、とっても反応してくれた人がいて。

そういえば、ここんとこずっと、この話題に触れてなかったな、と思った。

 

私はホラーが好きなんだよ。

 

より好きなのは小説。

想像の余地があって、いろいろ楽しめるのは、やっぱり小説。

選り好みは激しいけど。

 

映画は、小説よりももっと、選り好みする。

なかなか、コレ!っていうのは、ない。

「シャイニング」は、数少ないヒットの一つ。

まあ…やや、ジャック・ニコルソンの顔芸に比重置きすぎ感はあるけど。

あの、「何も起きない」時が一番コワイ…という画づくりは、なかなか他の監督にはできないだろうと思われる。

(余談だが、キューブリック監督の映画は「時計仕掛けのオレンジ」の方が、「シャイニング」よりも好きだ。「2001年宇宙の旅」もいいけど、やっぱりオレンジだ)

 

 

でね。

ホラーは、スプラッタとは違うよ。

人が破壊されて血が飛び散る…というのだけ見せたいようなのは論外。

やたら痛いのが続くのも、論外。

グロ画像なんかほとんど見せずに怖がらせるのがいいの。

 

 

昔、天使ばかり描いていた頃、同じ天使業界の人から

「ホラーのような暗い波動のものを好むなんて、闇の住人のクセに」

みたいなことを言われたことがあったなあ~(笑)

懐かしい…その言葉は私には、イヤミにも批判にもならんし。

ダークサイダー認定、上等っすよ。

 

 

ああ…でももう、ここ2.3年、小説を読むこともなくなっちゃってるなあ~。

すっごい怖くて眠れなくなる…みたいなの、誰か、ご存じありません?

今まで私、そこまでコワイと思った作品って、ほんと、無いんだけど…。

「リング」とか、途中までは怖かったけど、途中からホラーじゃなくなるしね。

キングの本は、コワイよりも悲哀の方が強いし。

 

ものすごい、こわい!

っていう本をご存じの方は、ぜひご紹介ください~。

 

仕事着の手描き作務衣を新調したいが色で迷い中…の巻

イベント出展の時とか、人前で描く機会の時とかには、手描き作務衣を着ます。

今のは、これ。

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撮影:女性人物写真家KOZOさん

 

 

そろそろ、新しいのを作ろうかなと思っていて。

 

なんだかんだ言って、作務衣は一番、動きやすくて具合が良いものですから。

次も、また、作務衣に手描きをする予定です。

 

ベースとなる作務衣の色をね、今、迷っていて。

 

描きやすいのは、今と同じく、白。

そのバリエーションで、アイボリー。

 

が。

 

せっかくなので全然違う色がいいな…とも、思っていて。

 

手に入る作務衣の色は、それほどバリエーションがなく、しかも無地を希望すると更に絞られる。

 

すると、黒、紺、エンジ…あたり。

 

 

さあ。

何がいいかな。

 

 

 

 


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