旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

★考え方・感じ方

大事なことを訴えているとしても、自分の被害者感情や恨み事が出過ぎるとドン引きです

「恨みが画面から伝染してきそう」な文章って、誰も幸せにしない。 何らかの出来事があって、思うところがあって、批判をしている。 それだけならいい。 読んでいると、直接の接点を持ってなくても、汚染されてくるような感じになる文章。 もう、相手のこと…

人から名や技能や権限を譲り受ける...ということ

人から何らかの名前や技能などを譲り受け、引き継ぐ...というのは、とても軽くほいほいとできることじゃない。 私の世界では、それが道理だ。 誰かが研鑽し、研ぎ澄まし、体系化し、再現できるところまで落とし込んだもの。 それを譲り受ける。 なぜか、それ…

人間は錯覚の世界で生きている

...とは、あるオンライン講座の説明会の中で登場したフレーズ。 ああ、まったく、その通りだ。 人間は、錯覚が織りなす世界で、皆がおのおの違った景色を見ながら、 「共通認識」 があるものという前提を無言の内に形成して、 それがお互いの大いなる勘違い…

人間の「裏表のあるナシ」について漫然と考えた

裏表のある人 言行にズレが多い人 本音と建て前の乖離が大きい感じの人 そういう人とは、付き合いにくい。 なんだけど。 そもそも、人は一面だけではないのであって。 私が「あの人は言行にズレが多い」と感じていたとしても、そんなのは所詮、私が「垣間見…

「どんな人の発信でも、その判断は自分でしっかり吟味する必要がある」その理由となる一例

自分の感情は嘘をつかないから、一番信頼できるセンサーだ と言っていた人がいた。 彼女は「人の話を聞かない/聞けない」がヒトガタになったような人だった。 それを自分でも認めていた。 相手の言葉を聞いていても、本筋でないところで一カ所ひっかかると…

激烈な「特定の人への批判」で逆に自分の信用を失う結果になりますよ、という話

私は人と話をしてて、相手の人が誰かのことをマイナス評価した時に、丸ごとは信じない。 だから、その時は話を合わせているけれど、実際には目の前の人が言ってることの方がなんかおかしい、と感じていることも、まあ、ある。 (そのことを、その時に相手に…

価値観の変化と手のひら返し

手のひらを返す、という表現がある。 突然、態度を一変させることを指す。 掌を返す 読み方:てのひらをかえす別表記:手のひらを返す、てのひらを返す急に態度を変え、従来とは正反対の対応をする様子などを意味する言い回し。親身に接していたものが突如と…

「カミサマをディスる曲」考 神は何一つ、止めようとはしていない

この話は、もう少ししてからじっくり書くつもりだったのだが。 現時点でも書けることは、書いておこうかなと。 何かというと。 カミサマをディスる曲 というのが、今、作られつつあり。 その元になった記事がありまして。 それが、こちら kasakoblog.exblog.…

他者目線と俯瞰視点 視点転換の可否だけではなかった「人に伝えられるスキル」

ブログのセオリー通り、結論から書こう。 他者目線の前に、俯瞰視点を持つ訓練をすべし。 他者目線の持てない人は、両腕を広げた範囲程度しか見えていない。 目に入っていても認識できていなければ、見えていないと同じことだ。 そして、俯瞰できるけれど他…

無意識に礼賛を求めすぎる人の言葉は響かない

どうして、あなたの言葉が私に響かないのかって? 「余を敬え、余を褒めよ、余を讃えよ」 と、あなたのオーラはいつも、そればかり求めてくるからですよ。 無言の要求です。 いえ、時には口にも出してますね、自分がそうしてやった…だからあいつは上手くいっ…

ブログやSNSの発言で傷ついたり動揺する…のは「発信者と自分の領域が混ざっている」から???

他人のブログやSNSの発言を見て「傷ついた!」と感じる。 時には、それをわざわざコメントやメールで相手にぶつける。 そういう動きを指して、 「発信者が多くなって、見たくないものをみてしまう機会が増えたから」 というのだが。 本当にそうなのかな、と…

プロフ画像が今の自然な姿であることは、自分を守ることにつながるよ

対面した時、思わず憐れみすら感じるほどのギャップがあるとね。 よい印象どころじゃないですよ。 別人じゃん、ていう印象くらいならまだしも。 時間て無情だよね…この世界は残酷だよね…なんて、思ってしまいます。 いい印象を与えたくて写真を選ぶはずなの…

内容を出し惜しみしてかえって機会損失を招いているなと感じた例から思った「ネタバレが許せるか否か」という感覚

ネタバレしたらもう読みたくないとか見たくないというのが、私にはわからない。 誰かが書いたり喋ったりした「結末」と、実際にじぶんがそれを見たり読んだりした時に感じることは、まったく別問題だ。 だから、何度でも同じものを見たり読んだりする。 仮に…

感性を開くって、モニターばっかり見てたらできないことなんだよね

テレビをリモコンで操作できるようになって、番組をまともに見ずにチャンネルをどんどん変えていくという現象が起こったらしい。 かなり遠い記憶だけど、そういうことが論じられていたことがあったように思う。 Facebookのタイムラインは、内容をまともに見…

「気づき」っていうやつは、かえって自分を追い込んでしまうこともあるものだ

人のやっていることを見て、反発とか、これはないわーとか思う時って 「嫉妬が根底にある」 とかって、よく、言うじゃないですか。 あいつだけうまくやってずるい! 自分の方がうまくやれるのに! みたいな? 確かに、それは実際あるだろうけど。 そういうこ…

ねじ伏せてでも伝えるのだ、と決断するに至るまでの経緯が批判者のテーブルに載らない件を考えた

ねじ伏せることでしか伝えられないこともある。 と、私は考えている。 ただ、それを「正義」とは言わない。 正義というのは諸刃の剣。 それを掲げて戦争をするのだから。 正しいのか、間違っているのか…という二元的な話では語れない。 そこにあるのは「ねじ…

やった後に「やった事実」をどう活かすか、ということと、活かすために「事実を作る」のとは違うのだ

せっかく教えを受けに行っても、 「ああ、これは実践できない」 という結論に達することは、まあ、ある。 やってみてから言えよ、というのがほとんどのケースであり。 そこに、異論はない。 のだが。 ノウハウの話や、考え方を改善した方がいいという話なら…

肩書きに使うのは、独自の表現VS一般名称どっちが有利?

肩書き、というものについて、たびたび考える。 最近、「異界絵師」に「異界龍画師」というのをプラスした。 今、併用している。 似たような名称だから、どっちでもいい…といえばそうだけど。 「龍」の文字を入れるか入れないか、印象は全然違うように私は思…

人の幸・不幸を勝手に決めるな

ある記事を読んだ。 不健康な人の導きを乞うな、という内容。 治療中内服中の人には人の相談を受ける職につく資格がない、という。 非常に、気分が悪かった。 以前から、そういう論調を見ると、気分が悪かった。 自分が幸せでない人に人を導く資格はない。 …

毒は自分にも回っていく 毒に己の価値を汚染されないために

ramuneid.com 上のリンク先は、レジンアートらむねさんの記事。 らむねちゃんは、すごく尊敬している作家さん。 上の記事で、最近私もよく考えていることが、きっちりわかりやすく書かれていたので、引用させてもらう。 なぜなら、それを書き続けていると「誰…

誰にでも基本的に備わっている能力だから、それを使って稼ぐことは「おかしい」と言うスピリチュアル業者批判に思う

「自分の持っているものを活用して、商売する」 ことは、なんら、悪いことではない。 商売という言い方が嫌だなと感じるなら、「仕事する」でいい。 この考え方に異論を唱える人は、そうはいないと思う。 むしろ、異論のある人に、だったら何で仕事なり商売…

負を消そうというのが根本にある「これから○○やります宣言」を読むと、逆に不安になるのだよ

文章からだけじゃ、人はわからない。 でも、文章からだけでもわかることは、たくさんある。 そして、文章からしか、わからないことっていうのも、あったりする。 人は多面体だから。 どっちが正しくどっちは間違っている印象だ…とか、ない。 どちらが本当の…

承認欲求を満たしたいけど満たされない?そんなアナタに贈る強いお薬

会話中、あちこち飛びまくった話題。 それらの根底にある、同じ根っこってのがあるよね…って話。 承認欲求だよね、結局って。 ていう。 これさ。 持ってない人間なんて、いないわけですよ。 社会性動物であるからにはね。 なかったら、そもそも、集団生活が…

怒りとか感情を把握しにくいのは、「自分を蔑ろにしている」結果……???

感情、というのは、なかなかに、不思議で面白くて、厄介なものだと思う。 これにとにかく敏感で、感じすぎのようにも見えて、振り回されて振り回して…という人もいれば。 なんでそんなに鈍いのかね?と奇異に感じるような人もいる。 前者と後者は、別の星に…

発信力と思考力 自分の目指すところへ場を引っ張っていくために

「発信力より、思考力だ」 先日、タイムラインをスクロールしている時に、そんな書き込みを見かけた。 その通りだ。 ある程度、日常的に発信する習慣がついた段階を過ぎると、次は 「思考をいかにして人に伝わりやすい素材に変換し、文章に落とし込むか」 と…

他人に指導や道案内を乞う前に、己の決意を再確認すべし/「仮に、それでうまくいかなくても」のセット

人に教えを乞う時。 引っ張ってもらいたい時。 支えがほしい時。 転機を前にした時。 第三者に、道案内を頼みたい時がある。 師匠を、教師を、先達を、アドバイザーを、時にはコンサルタントを。 選ぶ。 「よし、ここで教えてもらおう」と決める。 そう決め…

インスタントなプロたちとオリジナルのメニュー/協会と独自開発

いろんなジャンルで、一通りの成功(と思われやすい状況)を収めた人たちが、次々、起業塾みたいなものを開いていっている。 需要があるから。 ジャンル違いの指導者につくよりも、同じジャンルの人の方が話もわかりやすいし、なんか安心…と、いうところだろう…

セルフブランディングは肩書きを決めるだけじゃ始まらない!その土台となる「在り方を表現する」ことが大事

絵師活動をはじめてからも、それほど熱心に「ブランディング」的なことはやってきませんでした。 テクニック的なことを習う機会は、そこそこありましたし。 興味を持って聞きかじってもきたし、それなりにやってみもしてきたとは思います。 けれど、なんかイ…

他人の言動との差別化思考からしか自分を見られなくなってると自覚があるか?

人がやっていることを、「○○な人が◆◆なことをやってるのを見るけど」っていう「差別化持論」が語りたくてしょうがない。 そんな人は、他人のブログやSNSを見るのを、まず、やめましょう。 結局、他人を見て、監視し続けて、何か気に入らないことやってないか…

その目に映るは、願いか事実か

道にも芸にも、「型」ってものがある。 型を舐めてる人間に、自由な作風は、創れない。 全くそういう存在を知らずに、自分の内側から出てくる表現方法だけを使って独創的表現を創る人も、いなくはない。が、絶対数は少ない。 最近になって、私の「勝手な思い…


掲載画像、文章他の転載はご遠慮ください。引用の際は出展元の明記をお願いします。