旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

★作品制作に関する処々

「こっち側に来ませんか!」て言われたらもう、はい!としか答えられぬ【超絶造形作品集】

はい! としか答えられない と言ったって。 そうそう、こんな領域に行けるわけがない。 なんたって、タイトルの通りの「超絶造形」だ。 超絶造形作品集&スカルプトテクニック 作者: 大山竜,高木アキノリ,塚田貴士,タナベシン 出版社/メーカー: 玄光社 発売日…

小さいキャンバスが楽な絵とはまだ思えないけれど、ぶきっちょに手仕事よりは楽なのは確か

先日、己の不器用さを嘆きながらも大いなる妄想のために練習しているモノについて書いた。 art-hiro-b.hatenablog.jp 水引である。 それを、一体、何にしたいのか…という話なんだけど。 あかり玉なんである。 桜波千鳥のあかり玉 #あかり玉 #ひょうたんラン…

連ねる 束ねる 重ねる 通す 結ぶ そして、切る...という日常の中の神事

連ねる 束ねる 重ねる 通す 結ぶ そして、切る 日常的に登場するこれらの動作や、それを表す言葉。 それらは単なる動詞、単なる作業に留まらない。 それらには、すべからく 神 坐す それらは、日常作業でありつつ、神事でもある。 神事でありつつ、日常作業…

Instagramでグリッド投稿してみた...ら、案外地味に悩むことに...

Instagramのプロフィールページ(自分の投稿一覧)は、正方形の画像がタイル状になって並んでいる。 こんな感じ。 このタイル状のところに、分割した画像をうまく並べて、大きく見せるという手法があって。 アーティストのInstagramなんかでよく見かけていた…

年の瀬も押し迫った本日気づいた「未だかつて私の中になかったレパートリーが出現した」話

とあるモノの試作品を作っています。 絵でも陶器でもありません。 そして。 その最中に。 すごい事に気がついてしまいました。 ええ、本当に、スゴイです。 私の絵描き道の中で、こんなことが起きるなんて考えもしなかった...というくらい。 他の人にとって…

「美しい」という概念がなかったら人類はとっくに滅んでいた

「理/ことわり」を知りたい。 理解という字は、理を解すと書く。 解は、わかるということでもあり、解くということでもある。 なぜ、美術は「術」なのか。 美に学をつけると、全く違う言葉になる。 美術も美学も、私には大事なもの。 一般的には、絵などの…

伝統技法でモノを作る そんな場は「時短」じゃないほうがいい時もある

陶器絵付けは、イッチンという技法を使っています。 イッチン 読み方:イッチン泥漿で器物に文様を盛り上げ描くのに用いる用具。イッチン盛、イッチン掛ともいう。 イッチンとは - 陶芸用語 Weblio辞書 文字で見てもよくわからないと思うので動画を。 いっち…

ぺんてる ラメボールペン Hyblid DualMetallic ハイブリッド デュアルメタリック 8色

限定販売の描くモノは、気に入っても後から買い足せないかも知れないので、あんまり手を出さない。 が、最近、願掛け絵のように、均一の線を主体にした絵が出てきたので。 先日、地元の文具店で見かけた時に買っておいた。 ラメ入りのメタリックカラーボール…

苦手を避けようとしても不可避なこともある 小サイズ作品という大きな山

繊細なものを作る、というのが、本当に難しい。 絵も、小さいサイズのものを描くことが本当に難しくて苦手なのだけども。 立体造形もまた、小サイズは苦手だ。 それをしみじみと感じた、シートワックス。 お題は「バラ」なんだが............ これはジュエリ…

北辰の光いよいよ増しなんことを 破軍星を背に/絵で願掛け

いろんな画風を描いているわけですが、また新しい感じのがラインナップされそうな気配。 北辰の光いよいよ増しなんことを。破軍星を背に。 #illustration #artwork #pen #筆ペン #北斗七星 #北斎 #紋様 #墨 #護符 #願い事 #願掛け #神 #異界絵師 #願い #神頼…

【サイキックソウルアート】何が行われているのか、という言語化の課題についてと今後の予定【誕生日企画連動】

サイキックソウルアートのおかげで、デジタル作画満喫。 今までもデジタル作画はやってきてるけれど、この試みは「デジタルならでは」なところが随所に出てくるので、非常に楽しいです。 こちら、3作目の一部分。 4作目まで、描き終えました。 この4作で、「…

描くことを「紙の上のスポーツ」と捉えるなら、命がかかった冒険です

さっき、Facebookでこんなこと書いた。 「紙の上のスポーツ」ていう表現が気に入った! 競技は何だろう...私は.................. 登山.....かな.....単独エベレスト登頂.... 単独太平洋横断(ヨットより手漕ぎ?) とか??? いつ死んでもおかしくないぜー…

【サイキックソウルアート】あなたの魂の本質を描く…という工程の言語化中

サイキックソウルアートって何?といえば。 「その方の魂の本質」を描いたデジタル作品です。 端的いうと、そういうものです。 今お見せできるのは2点。(いずれも部分) 描きながら、この工程で自分が何をやっているのか、というのを、なんとか言語化しよう…

Instagramがネットショップになる?売れる活用術セミナーで思ったこと

何度かこのブログにもご登場いただいている加藤望さんのオンラインセミナー。 今回は、彼女が過去に0から月商60万のショップに育てた経験からの、Instagramを使って認知度を上げ販売につなげるためのノウハウが凝縮されたセミナーでした。 11月6日(月)…

泥から生まれる美 

「刺激を与えるのが好きでしょ?」 と言われて、思わず手を打った。 まさに。 それだ。 波紋を起こす小石となる。 それだって、つまりは、「刺激を与える」こと。 人の背中を押す(あるいは、ド突くとか、蹴るとか...)のも。 変化を促す、ということも。 そ…

Instagram観察〜ブログともFacebookとも違う「そこだけの世界観」の創造

進めなきゃいけない作品が一つあるのですが。 なかなかに、平面大苦戦中でただいま現実逃避中。 Instagramの観察をしています。 私はコーディネイト写真とか食べ物写真とか興味皆無のため。 やはり見たいのは、いろんなジャンルの「作品画像」です。 絵画、…

陶器絵付け なんとか、目処が立った感じがやっとできました

窯から、変形絵皿6点が出て参りました。 今回のは、かなり、安定していると思われる材料を用いての絵付けでした。 逆に言うと、もしも今回も失敗してたら、次はまた材料の構成から再検討に入らなきゃならないところ。 今までになく、ドキドキの窯出しとなり…

ヒトガタ封じという行を経て今に至る/見えない世界との付き合いは戒壇巡りに似ている

以前、ヒトガタの絵を禁止されていた時期があった。 辿ってみると、2014年の今頃だった。 禁止されたって、誰に?という話だが。 実在の人にでは、もちろん、ない。 見えない世界的圧力があったということだ。 最近じゃヒトガタでない絵しか描いてない感じだ…

名前という「音」で概念やエネルギーを固定化し、認識できるようにする...を説明してみる

「ことよりのみくじ」を動かすにあたって、以前に描いた絵解きが参考になるかも、と思って引っ張ってみる。 これは2015年2月に描いたもの。 「名付けってどういうこと?というのを絵解きしてみたものだ。 上の絵の、一番下の漢字は見慣れない方が多いかなと…

人は誰でも誰かの影響を受けている。それは正しいが、だからってパクってもいいという意味ではない

人のアイデアを寸借することが全く気にならない、という人がいて。 その人が、この世にはもう完全にオリジナルなものなんてないんだよ、という理屈を言った。 100%独創的なんてものは、この世には今もうすでにない。 それは私の持論でもある。 しかし。 も…

見る人に専門知識がないのは当たり前。知識ある人しか動かせないなんて、嬉しくない

伝統的な芸術品などは、見る側の素養も必要なので、それが自分に足りていないという面は至らず残念ではあるんだけど。 そうだとしても、全然いいと思えないモノもいっぱいある。 技術的にどれほどの難易度があるものなのか…とか。どれほど貴重な材料を使って…

VALUに登録してみて改めて考えている「自分の出し方」

※本記事は、VALUサービスがスタートした当時のものです。現在は終了したサービスですが、記事自体は残しておきます。 VALUへのリンクは外しております。 VALU、私も登録してみました。 存在は知っていたけれど。 炎上ブロガーみたいな人たちが人から資金を集…

絵が描けない絵描きだから描けるフィールドがあり、その中のことに妥協はするまい

私は、絵が描けない。 何を言ってるんだ、って感じ? でも、事実。 モノのカタチをちゃんと描くとか。 写実的に描くとか。 写実的でなくてもいいけど、三次元的なモノを、それとわかるように描くとか。 そういうことが、できない。 フリーハンドで引く直線な…

大きい作品を描く時の筆

筆が大きければ、当然ながら、太い線が描けます。 迫力の大判+高級額装のプレミアム版「極(きわみ)」見本に使った龍印画。 元記事からの一部、引用。 こちらは、自分用に制作した大判の龍印画。 「精通し理解し本質を知恵とする」という龍印を入れていま…

結論を出すまでの水面下で起きていた動きは、見える世界と見えない世界の両方で

陶器の作品作りを限定する決定をした、という話を前回書いた。 陶器作品について出した、ある結論~「自分の得意なところに集中すべし」 - 緋呂の異界絵師通信 この結論をすんなり出せたのは、自力で施釉したモノが全滅だった痛い仕上がりだけが理由ではない…

【新生あかり玉試作記録】新素材が届いたので早速実験してみてわかったこと

ディップアート+レジン#artwork #レジン #ディップアート #アメリカンフラワー これが、テストで作らせてもらったパーツ。 これは記念に、このままでバッグチャームにして使用中。 で。 昨夜ディップ液が届いたので、早速実験スタート。 あらかじめアルミワ…

緋呂は新しい技を手に入れた/あかり玉の脱皮に光明が差した瞬間

あかり玉、最近は表だった動きがなく、「まだやってるんですよね?」とか、聞かれることもある昨今です。 もちろん、やってます。 ただし。 仕様をフルチェンジすべく、模索の日々が続いていました。 今まで作ってきたあかり玉は、いわゆる「ひょうたんラン…

意思の疎通を図るには、共通認識をどこまできちんと作るかが鍵!

言葉をいろいろと使って、同時に想像力も使って、「今、まだナイもの」をどのようにするか、を相談する。 それって、けっこうスキルがいる。 まず、お互いが「基準」としている状態を、いかにして正確に把握しあうか。 そこから、問題になる。 さっき、作業…

大きすぎる相手を圧縮定着する、ということ…慣れが惰性にならないためのリセットスイッチ

「ちゃんと全体の絵があるが 全然見えないそれは相手が大きいからだ」 この理屈が、わかる? と。 深夜のチャットで、問いかけられた。 わかるともさ。 なんせ私は、1年半、その現象と、リアルに格闘したのだ。 それを知らない人に、その問いをされる…とい…

ツクヨミさまと話つけたので、ここしばらくは龍画に絞るよ

様々な流れがあって、新サイトを2つ、並行して制作中です。 一体何をやってるのか…って話ですが。 二つとも、龍画に絞ったサイトです。 なんで二つあるか…っていうと。 ………今はナイショ~。 しかし、そのために、ものすごく久しぶりに、イマドキのSEOとかも…


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