豊かな暮らしに必須なのは、特に時間と精神の余力だなあ、と
時間も精神力も体力も、大事なのは「ゆとり」だと思う。
揶揄される「ゆとり教育」とは違う。
遊びがあるかないか、という話。
自動車のハンドルやブレーキなどに持たせてある「幅」のことだ。
余力、とも言う。
めいっぱい使い切って日々を過ごす、ということがよいとされることもある。
けれど、それは、「悔いを残さない」という意味であって。
実際に、時間や気持ちやエネルギーをMAX毎日使い尽くすことを奨励してるわけではない。
余力がなくなると、どうなるのか。
何も、新しいことができなくなる。
新しいことにチャレンジする、というのは、エネルギーが必要。
そこに回す分は、日々の行動で使い切っちゃったら、なくなってしまう。
補給を上回る消費が続くと、どうなるか。
考えるまでもない。
現代は流れがすごく速くなっていて。
しかも、細分化されていて。
全体的に、余力が乏しくなっているように思う。
なんでも、すぐに結果を見たがり。
しかも、ほんのちょっとのことではなく、大きな動きが見えないと「無い」ことにされてしまったり。
質問もインスタントなら、答えもインスタント。
上っ面だけなぞったようなカタチだけの答えであっても、見えるものに飛びついてしまう。
そして、それを手にしてしまえば。
もう、もとの問いを問い直すようなことも、しない。
この年になると、そういう動き方がキツくなってくる。
縁側でお茶しながら、ぼーっと空を眺める...そんな感じの時間を意識的に確保しないと。
いろんなところの余力を使いすぎてしまって、発想やひらめきが、狭くなっていく。
一見、無意味に思えるような「答えのない、問いのための問い」というものが。
どれほどに、豊かな精神を生み出すのか。
そのためには、時間の余力が必要で、それがどれくらい貴重なのか。
そんなことを、思う日々。
格子のマス目から見ても空はキレイだけど。
マス目のないところで全体を見る方が、ずっと美しい。
ことよりのみくじ=言縁占符リーディングとお守り札 お申し込み方法変更のお知らせ
2017年10月8日追記
言縁百式の正式スタートに伴い、ことよりのみくじは廃止とさせていただきました。
以後は、みくじよりも強力な護符となります「言縁龍印画」を提供させていただきます。
ご了承いただくと共に、新サービスをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
「言縁占符」(ことよりせんふ)のリーディングと、それを元に作成する「お守り札」のセットメニューです。
龍印画と同じく、大量にはできない内容です。
2017年9月1日より、お申し込み方法を変更することにいたしました。
モニター様へのお納めを終了した段階で、このメニューは、気力の消費が激しくて、私の他の仕事を考え合わせると、月間3名様までで上限だなと判断できたためです。
「言縁占符」(ことよりせんふ)とは
篆書体で書かれた50のカード。
そこから浮かびあがるものを読み取って、メッセージを紡ぎます。
神社のおみくじにある、「神の教え」のようなものをイメージいただければと思います。
このカードで私が下ろすメッセージは、
自分で、何度も繰り返し自分に問いかける
ことがとても重要。
ちょろっと読んで、なんかわかったような気になる、すごいような気がする。
そんなインスタントにいい気分になれるものとは、違います。
すぐに答えがほしいという方には不向きなものと言えます。
受け取った時、ピンとはこないかも知れません。
しかし、問いかけ続けることによって、一番理解しなくてはならないこと、気づくべきことの答えを導き出す指針となります。
お申し込みの時に、強化したい、気になっている項目を選択していただきます。
そのテーマでリーディングを行います。
そして、それを強化または守護するための護符を、作ります。
独自の作り方であり、お一人お一人に全く違う紙面ができあがるため、サンプルの提示もいたしません。
(龍印画とは完全に別のものになります)
護符はカードサイズ。
引いたカードの画像とメッセージ、護符をセットにして、郵送でお届けします。
効果は、その方の状態によって継続期間が変わります。
ご自身で、もう不要だなという感覚や、異物感が出たら役目を終えたとお考えください。
とにかく、あらゆる面において
「ご自身で考え、汲み取る」
ことが重要です。
人任せで「意味がわからないので教えて~」といった方には不向きです。
お申し込みはこちら
ことよりのみくじ~言縁占符と護符 - 緋呂屋ー”スピリット”をアートする和モノ雑貨と絵画のお店
護符をお作りしない、リーディングのみのメニューもございます。
そちらは、お手頃になっておりますので、メッセージだけでよいという方はそちらをお申し込みください。
イッチン技法の口金、詰まり防止策をやっと思いついて進みが少しスムーズになった…
少々更新が飛びました。
肉体労働はもう無理ということを実証しつつメリハリありすぎな3日間は、あっという間に過ぎてて。
気がつけば9月!
ただいま、絵付け品の追い込み真っ最中です。
明日窯元さんへ持ち込むので、今日は必死。
この後、小皿の仕上げをして。
中皿を2枚は作らないと。
ようやく、イッチンの口金との格闘方法が呑み込めてきましたよ。
一呼吸置いて線を引こうとしたら、口金の中で泥が固まってる→外して針で穴を出しなおして洗浄→口金セット→ちょっとだけ線を引く→またすぐに固まる→全然進まん!!!
というのをどんだけか繰り返したんですが。
まち針を穴に挿しとけば固まる防止になるんですが、うちの口金すごく細い精密ものを買ったものですから。
針すら刺さらないんですよ。
でも、手芸用のワイヤーなら通るんじゃ?と思いついたおかげで、イッチンを置く時はワイヤーを刺しておけばいいとなったので、多少マシになりました。
これが、「イッチン技法」のスポイトです。
ラバーの内部に絵具を貯めておき、口金の先から絞り出して線を描くのです。
ワイヤー刺してるところ。
白いテープは、マスキング用のテープです。
巻いとかないと、泥を絞り出す時に絵具が口金のはめ込み部から漏れてきたりするんで。
ワイヤーを刺すこと思いつく前は、あんまり頻繁に口金を外すためにこの巻処理もできなくて。
口金からは泥が出てこないのに、出なくていい下の方からは出てくる始末で、そりゃーもうイラっと(笑)
この口金、使ってるうちに磨耗して先が斜めになってきたり、穴も広がってくるんですよ。
消耗品なのねー、案外いい値段するんだけどねー。
アメリカ式の口金っていうのを使ってるものも仕入れてみたのだけど。
なんかね。
描き方が違うんだよねえ。
私の描き方には、アメリカ式口金はちょっと、向かなかった。
そこらへんは別記事にしようっと。
さーて、続き続き。
陶器用の絵具は基本、「泥」です。
机の上がえらいことになってます。
本格的に始める手前に作業場完成してくれて、ほんとによかった。